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チェ・ミンシク ギャラリー

チェ・ミンシク ギャラリー

峨嵋(アミ)文化学習館

峨嵋(アミ)文化学習館

峨嵋(アミ)文化学習館

所在地
釜山(プサン)広域市西区峨嵋(アミ)128番道20-1
お問い合わせ
82-51-244-6345
ホームページ
http://museum.busan.go.kr/monument/index

峨嵋(アミ)文化学習館は地下1階、地上3階規模の文化施設であり、子供学習室、小図書館、住民文化体験教室などがあり、屋上には釜山(プサン)の展望を見ながら休むことができるカフェもある。

この建物の2階には大韓民国1世代ドキュメンタリー写真家、崔敏植(チェ・ミンシク)ギャラリーがある。写真家崔敏植は戦争と貧困に屈曲した庶民の苦しい生活をありのままにカメラに収めた韓国を代表するドキュメンタリー1世代の写真家である。彼は「人間(Human)」というテーマで釜山近代化の時期に庶民の苦しい生活と力なく疎外された階層の姿をカメラに収めて世界の共感を呼んだ。崔敏植の写真に出てくる庶民の姿は、碑石村(墓地の上に作られた村)の人々の生活ととても似ている。彼の人生そのものが峨嵋洞(アミドン)と碑石村の歴史であり、ここでの住民の生活は彼の作品を通じて、歴史に残された。そのため崔敏植写真ギャラリーは西区の新しい名所として推薦するのにふさわしい場所である。

崔敏植は1928年黃海道(ファンヘド)延白(ヨンベク)郡(沿岸〔ヨナン〕)で生まれた。小作農だった父の下で大変な貧困とともに育った彼は12歳で母を失い、幼い年齢であるにも関わらず農作業はもちろん、日雇い労働、運搬業、工場労働など、したことのない仕事がないほど大変な成長期を送った。子供の頃の苦労した経験は民衆の苦しい生活に注目していた彼の作品の世界に大きな影響を及ぼした。劣悪な環境でも、彼の心の中の一角には画家という夢を抱いており、1955年に日本に密航して苦学で東京中央美術学院を修学した。そして古本屋で偶然見つけたエドワード・スタイケン(Edward Steichen)の写真集 人間家族(The Family of Man)に感化を受け、美術から写真に人生の道を変えることになる。

中古カメラと写真集何冊かを持って帰国した崔敏植は1962年西区岩南洞(アムナムドン)にある「少年の家」でカメラマンとして働くことになり、写真家の道を歩き始めた。そこで出会ったアロイシオ神父の崇高な慈善の精神と恵まれない子供たちの明るい姿は、人間をテーマにした彼の作品世界の源となった。その年の台湾の国際写真展で入選して以来、「スター写真作家」に選定されるなど、20カ国の写真公募展で220点以上入賞し、アメリカ、ドイツ、フランス、イタリアなど、7カ国で13回におよぶ個人招待展を開いた。

息がつまるほどにびっしりと家が立っているパンサチョン(木の板などで作られた貧しい家)、人々で複雑に込み合う市内、露店が盛んな市場、たくさんのしわがある顔に疲れた生活を刻み込んだ老人、幼い兄弟の世話をする幼い少女、片足を失いながらも新聞を配達する青年、階段の片隅で体をうずめたまま寝ている男性、荷物を背負ったまま子供に母乳を与える母、汚れている市場の床に座って魚を売る商人...崔敏植はいつも「貧しい場所」で最善を尽くして生きる人々の顔と生の喜怒哀楽の跡を写真に込めた。彼に撮られた町のあちこちには朝鮮戦争と近代化の痕跡が残されている。この一枚一枚の写真に人権の尊厳を訴え、権力の不正を告発しようとしていた彼にとって、写真を撮ることは民衆の生活と社会の問題を意識することであった。近代化に疎外された苦しい人々の日常を描いたこれらの写真は、時には権力者たちを不快にしたが、彼の作品は一貫していた。釜山市文化賞(1967年)をはじめ、釜山文化大賞(2009年)に至るまでの全14個の文化賞と大韓民国玉冠文化勲章(2000年)、大統領国民褒章(2008年)などを受けた。2013年2月12日、享年85歳でこの世を去ったが、その年の8月に「崔敏植写真賞」が制定され、彼の芸術に対する魂を追悼しており、峨嵋洞の「崔敏植ギャラリー」では、彼が生前に国家記録院に寄贈した代表作とともに、歴史を共にしたカメラ、トレードマークとなったパンモジャ(つばがなく、丸く平らな帽子)など遺品が観覧客を迎えてくれる。

基本状況

- 規模:地下1階〜地上3階、延べ面積410.52㎡
* 地下1階:小図書館、1階:峨嵋草場プロジェクト現場支援センター、2階:崔敏植ギャラリー、
地上3階:カフェ及び展望台
- 運営日:年中無休
- 運営時間:09:30~19:00

峨嵋(アミ)文化学習館 Info
釜山駅 マンデーバス乗車、峨嵋文化学習館停留所下車
バス 市内バス87, 134, 1003 → 西区庁停留所下車 → マウルバス西区2番、沙下(サハ)区1-1番乗り換え、 峨嵋洞(峨嵋ゴル)公営駐車場停留所下車