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西区の小正月祭りは特別だ！

地域固有の伝統を継承し、一年の区民の和合、安寧、健康を祈る小正月松島タルジプ祭りが1999年から松島文化祭委員会の主催で毎年盛大に開かれ、今や冬の祭りとして住民の胸の中に定着している。

特異なのは、タルジプの大きさは毎年その年の念願を称える意味を付与し、年度に合わせて2012年の場合は20.12mで、2013年度は20.13mで製作しているということだ。

祭り会場を訪れる人々は十五夜の月が浮び上がるのを待ちながら、それぞれの願い事を書いた大小様々な短冊をタルジプにつけて家庭の平和を祈願する。

タルチプ祭りを待つ松島海水浴場の白砂浜では月見祭りと船舶パレード、民俗遊び、サムルノリなどの公演が繰り広げられる。観光客皆が一つの心になる毎年小正月の薄暗くなる夕方、東の空に浮び上がるお月様を見て願い事を祈った胸がジーンとする感じは誰もが経験したのではないだろうか。夜空に向かってごうごうと燃え上がるタルジプはきらびやかな火柱を作り出す。本当に壮観だ。このときになると、観光客の歓声は松島の海をいっぱいに満たす。

1913年に開場した韓国初の海水浴場である松島海水浴場で開催する小正月松島タルジプ祭りに参加すれば、素敵な思い出になるだろう。